2019年6月18日火曜日

両利きの経営

両利きの経営
スタンフォード大学経営大学院教授のチャールズ・A・オライリー著。

買いました。
イノベーション研究の最重要理論「両利きの経営」に関する解説書です。以前、ハーバードビジネスレビューでやっていた入山章栄先生の連載で登場してましたが、本格的な書籍が出たので買いました。


長寿企業が長寿になるにあたり普遍的な課題は何かと言えば、中核事業を維持しつつ、同時にイノベーションを起こして、その時代に適した新たな成長を追求していくことです。
そのイノベーションをするにあたって重要になるのがこの「両利きの経営」です。

「両利きの経営」とは?
知の探索……自身・自社の既存の認知の範囲を超えて、遠くに認知を広げていこうとする行為
+
知の深化……自身・自社の持つ一定分野の知を継続して深掘りし、磨き込んでいく行為

こういう経営ができている会社は永続性の観点で優位に立つ可能性があります。投資先を選ぶときの一つの指針になるでしょう。


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