本日のニュースでみました。
金融庁は、老後に公的年金だけで生活していると毎月5万円の赤字になり、30年間で2000万円の赤字になるという試算をしたみたいです。
原文はこちら
2019年5月17日に総務省が発表した家計調査報告を確認してみましょう。
世帯主が60歳以上の世帯の貯蓄は平均で2000万円以上ありそうです。全世帯の平均貯蓄額は1752万円で、結構どの世帯もお金を持っているという印象になるかもしれませんが、そうとも限りません。
全世帯の分布です。ほとんどの世帯は貯蓄などありません。一部の上位に平均値が引っ張られています。おそらく60歳以上の世帯も全てが安泰ではないでしょう。
運用しましょうという話になるのですが、実際の貯蓄の行き先を確認してみると上位3つが定期預金、普通預金、保険です。有価証券はわずかでNISA などの仕組みが浸透しているとは言えません。
お金を貯めてそれを取り崩しての生活では、長生きするほど資産の残量を心配せねばならず大変生きづらいと思います。
若いうちからしっかりとした資産運用をすれば、毎月5万円の配当収入を得るための資産形成はそれほど難しくはありません。長期投資でうまくその投資先が配当成長していけば、少ない元手で達成することも可能でしょう。
私が資産を株で持つことにしている理由の一つです。
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