議決権行使の日々が先週から続いています。
この週末でひと段落しました。
企業の永続性を確保するという視点から議案を吟味して議決権行使をします。
○取締役選任
業績が振るわない場合、賛否の検討をします。3期以上連続して業績が悪化し続けた場合、または、ROAが5%未満で5年以上低迷した場合などです。
社外取締役の新任は独立性を考慮します。再任は任命年数や出席率、取締役兼任社数を考慮して判断します。
取締役在任期間が10年以上に及ぶ場合は、賛否の検討をします。
年齢が80歳を超える場合は、賛否の検討をします。
○監査役
社外監査役が過半数に満たない場合は賛否の検討をします。
監査役が減員となる場合は賛否の検討をします。
増員は肯定します。
○役員報酬・役員賞与
業績向上と合わせて、合理的理由があれば肯定します。
業績不振の中での増額は原則反対します。
○役員退職慰労金
社外取締役への支給は反対します。
社外監査役への支給は反対します。
他は妥当性を考慮して検討します。
○ストックオプション
原則、慎重に判断します。
付与対象に妥当性があるかどうか検討します。
行使実行条件や行使禁止期間などを踏まえて検討します。
○余剰金の処分
長期的な経営戦略を考慮したうえで妥当性を判断して検討します。
○定款変更
持続的な企業価値向上の視点に立ち、個別に検討します。
○株主提案
持続的な企業価値向上の視点に立ち、個別に検討します。
○敵対的買収
持続的な企業価値向上の視点に立ち、個別に検討します。
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