2019年5月10日金曜日

小栗忠順(Oguri Tadamasa)

昨日の渋沢栄一に続き、今回は小栗忠順。誰かって?

江戸幕府で勘定奉行を務めた方です。(会計ソフトでも有名ですね、勘定奉行)
途中で小栗上野介(Oguri Kouzukenosuke)と改名しています。
1867年に日本初の株式会社「兵庫商社」を設立。その翌年、1868年没(享年42),幕末の混乱の中、9月の明治改元を前に斬首です。
小栗の功績紹介は他に任せますが、どんな人物だったかは知っておいてほしい人ですのでぜひググってください。
その死後10年後、1878年に渋沢栄一が東京株式取引所を設立し、日本の株式市場は整備されていくことになります。
写真も残っているし、次の次の1万円札の肖像候補になり得るかも!?

名言
「幕府の運命に限りがあるとも、日本の運命には限りがない」
1つの会社の存続には限りがあるかもしれませんが、日本経済、世界経済の存続には限りがないと信じるとしましょう。個別株よりはETFなどによるインデックスへの投資がいいのかもしれません。

「一言で国を滅ぼす言葉は『どうにかなろう』の一言なり。幕府が滅亡したるはこの一言なり」
株主総会で、社長がもしもこんな言葉を使い始めたら、注意しましょう。

「病の癒ゆべからざるを知りて薬せざるは孝子の所為にあらず。国亡び、身倒るるまでは公事に鞅掌するこそ、真の武士なれ」
一度議決権を有したら永久保持で株主として会社を支えます、例え会社が滅びようとも。真の株主なれ。 

「お静かに」
死を前にしてもこの冷静さ。市場が乱高下して冷静さを失うようではいけません。

 










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