ゴミ拾いと長期投資は、よく似ている。
今日は、外でゴミ拾いをした。
ボランティアというほど大げさなものではなく、
ただ目についたゴミを黙々と拾っただけだ。
やってみると分かるが、ゴミ拾いは驚くほど地味だ。
誰に褒められるわけでもなく、
拾ったからといって街が劇的に変わるわけでもない。
それでも、やめようとは思わなかった。
なぜなら、放っておけば確実に悪化するからだ。
ゴミは自然に減らない。
少しずつ、確実に、環境を悪くしていく。
これをやりながら、ふと長期投資のことを考えた。
株式投資でも、
「派手な一発逆転」は分かりやすく注目される。
だが現実には、
企業の価値を下げるのは小さな問題の積み重ねだ。
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ガバナンスの緩み
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コスト管理の甘さ
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現場の疲弊
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顧客への小さな不誠実
これらはニュースにならない。
だが、放置すれば必ず効いてくる。
ゴミ拾いと同じだ。
ゴミ拾いは未来への投資だ。
今日拾っても、今日の自分は何も得しない。
だが、拾わなければ未来の誰かが困る。
長期投資もよく似ている。
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今すぐ儲からなくても
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評価されなくても
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地味でも
続けた人だけが、後で違いを見る。
今日拾ったゴミの多くは、
誰かが悪意を持って捨てたものではなかった。
「まあいいか」と思った結果の積み重ねだ。
投資でも、
「まあいいか」で買った銘柄が、
後から効いてくることがある。
だから私は、
ゴミを拾うように企業を見る。
派手なストーリーより、
足元がきれいかどうかを確認する。
ゴミ拾いは、
街をきれいにする行為であると同時に、
自分の思考を整理する時間でもあった。
たぶん、明日も株価は上下する。
だが今日拾ったゴミは、もうそこにない。
それで十分だと思っている。
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