2026年2月1日日曜日

ゴミ拾い

 ゴミ拾いと長期投資は、よく似ている。

 

今日は、外でゴミ拾いをした。
ボランティアというほど大げさなものではなく、
ただ目についたゴミを黙々と拾っただけだ。

やってみると分かるが、ゴミ拾いは驚くほど地味だ。
誰に褒められるわけでもなく、
拾ったからといって街が劇的に変わるわけでもない。

それでも、やめようとは思わなかった。

なぜなら、放っておけば確実に悪化するからだ。
ゴミは自然に減らない。
少しずつ、確実に、環境を悪くしていく。

これをやりながら、ふと長期投資のことを考えた。


株式投資でも、
「派手な一発逆転」は分かりやすく注目される。
だが現実には、
企業の価値を下げるのは小さな問題の積み重ねだ。

  • ガバナンスの緩み

  • コスト管理の甘さ

  • 現場の疲弊

  • 顧客への小さな不誠実

これらはニュースにならない。
だが、放置すれば必ず効いてくる。

ゴミ拾いと同じだ。


ゴミ拾いは未来への投資だ。
今日拾っても、今日の自分は何も得しない。
だが、拾わなければ未来の誰かが困る。

長期投資もよく似ている。

  • 今すぐ儲からなくても

  • 評価されなくても

  • 地味でも

続けた人だけが、後で違いを見る。


今日拾ったゴミの多くは、
誰かが悪意を持って捨てたものではなかった。
「まあいいか」と思った結果の積み重ねだ。

投資でも、
「まあいいか」で買った銘柄が、
後から効いてくることがある。

だから私は、
ゴミを拾うように企業を見る。

派手なストーリーより、
足元がきれいかどうかを確認する。


ゴミ拾いは、
街をきれいにする行為であると同時に、
自分の思考を整理する時間でもあった。

たぶん、明日も株価は上下する。
だが今日拾ったゴミは、もうそこにない。

それで十分だと思っている。

 

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